【災害対策完全版】女性が知っておくべき安全な避難生活のコツ

【災害対策完全版】女性が知っておくべき安全な避難生活のコツ
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SAIちゃん
SAIちゃん

最近、災害が多くなってきて、本当に心配なんだにゃぁ。避難する時はどんなことを準備したらいいのかにゃ?

BOUくん
BOUくん

災害時には、まず非常用バッグを準備することが大切だにゃ。水や保存食、懐中電灯、予備の電池、そして女性には特に、衛生用品や防寒具も忘れずにね。また、個人情報が記載された身分証明書や健康保険証のコピーも重要だよ。安全な避難生活のためには、事前に避難経路や避難所の情報をチェックしておくことも忘れないでにゃ

SAIちゃん
SAIちゃん

そうなんだにゃ。他にも女性として特に注意すべきことを教えてほしいんだにゃ

BOUくん
BOUくん

任せてよ!女性が災害に備えるために知っておくべきことや、避難生活を安全に快適に送るためにおすすめのグッズを紹介するにゃ

災害時には、男性と女性では異なる課題やニーズがあります。特に、女性は生理や妊娠・出産・育児など、男性にはない状況に直面することがあり、不特定多数の人が生活する避難所での性暴力やハラスメントなどの被害にあうリスクが問題視されています。しかし、これらの問題に対して、十分な配慮や支援が行き届いているとは言い難いのが現状です。

この記事は、
災害が多くなってきて、準備をしておきたい方
女性が避難する時はどんなことを準備したらいいのかを知りたい方

に最適です。

女性が災害に備えるために

災害に備えるためには、まず自分の状況やリスクを把握することが大切です。以下の事柄を考えてみて下さい。

  • 自分の住んでいる地域は、どのような災害の危険性がありますか?
  • 自分は、生理や妊娠・出産・育児などの特別な状況にありますか?
  • 自分は、持病やアレルギーなどの健康上の問題を抱えていますか?
  • 自分は、身体的・精神的・経済的に自立していますか?それとも、誰かの支援や介護が必要ですか?
  • 自分は、家族や友人などの信頼できる人と連絡が取れる状態ですか?

これらの事柄について考えることによって、自分がどのような困難や危険に直面する可能性があるか、ある程度予測することができます。そして、そのリスクに対応するために、以下のような準備をしておくことがおすすめです。

  • 災害時に必要な物品や書類をまとめた非常持ち出し袋を作成し、常に手の届く場所に置いておく。
  • 生理用品や妊娠検査薬などの女性用品を十分に備蓄する。
  • 処方薬やアレルギーのあるものを記したカードなどの健康情報を持ち歩く。
  • 自分の身体や心の状態を把握し、必要なら医療機関や相談窓口に相談する。
  • 複数人で行動し、ひとりにならないようにする。
  • 家族や友人などの信頼できる人と連絡先や緊急時の対応方法を共有する。
  • 災害時に利用できる支援やサービスの情報を事前に調べておく。

これらの準備は、災害に限らず、日常生活においても役立つものです。自分の安全や健康を守るために、ぜひ実践してみてください。

避難生活を安全に快適に送るためにおすすめのグッズ

災害によって自宅を離れて避難する場合、避難所や仮設住宅などでの生活は、不便や不安が多く、ストレスが溜まりやすいものです。特に、女性はプライバシーや衛生面などの問題に悩まされることがあります。そこで、避難生活を少しでも安全に快適に送るためのグッズをご紹介します。

ポータブル電源や充電器

避難所では、電気が使えないことがあります。そのため、携帯電話やスマートフォンなどの充電が切れてしまうと、通信機器が使えなくなる恐れがあります。これは、家族や友人などと連絡が取れなくなるだけでなく、災害情報や支援情報などの入手が困難になることを意味します。ポータブル電源や充電器などを持っていると通信機器の電源を確保し、情報の収集や伝達を途絶えさせないようにすることが可能です。

マスクやタオルなどの防塵用品

災害時には、空気中にほこりや煙などの有害物質が飛散することがあります。これらを吸い込むと、呼吸器や目などに影響を及ぼす可能性があります。また、避難所では、多くの人と密集することで、感染症のリスクも高まります。そこで、マスクやタオルなどを使って、口や鼻を覆うことで、防塵や防菌の効果が期待できます。

ポケットティッシュやウェットティッシュなどの衛生用品

避難所では、水やトイレなどの生活用水が不足することがあります。そのため、手洗いが充分に行えない、長期間お風呂に入ることができないなど、身体の清潔を保つことが困難になりがちです。そこで、ポケットティッシュやウェットティッシュなどを使って、汚れや菌を拭き取って、すこしでも衛生面を改善するように努めると良いでしょう。

マフラーやブランケットなどの保温用品

避難所では、暖房設備が十分に整っていないことがあります。そのため、寒さによって体温が下がり、風邪や体調不良を引き起こすことがあります。そこで、マフラーやブランケット、レスキューシートなどを使って、体を温めることで、寒さから身を守ることができます。寒さの強い時期には、より体を温められるように携帯カイロも準備しておくことをおすすめします。

ホイッスルや防犯ブザーなどの防犯用品

避難所では、性暴力やハラスメントなどの被害に遭う可能性があります。特に、女性は男性に比べて身体的に不利であることや、周囲の人に助けを求めにくい状況下にあることがあります。そこで、ホイッスルや防犯ブザーなどを使って、危険な状況に陥ったときに、大きな音で周囲に知らせることで、加害者を威嚇したり、救援を呼び寄せたりすることができます。

ヘッドライトや懐中電灯などの照明用品

避難所では、停電や節電によって、夜間の照明が不足することがあります。そのため、暗闇によって目が見えづらくなり、転倒や衝突などの事故を起こすことがあります。また、暗闇は不安や恐怖を感じやすくする要因にもなります。そこで、ヘッドライトや懐中電灯などを使って、自分の周りを明るくすることで、安全や安心を確保することができます。

以上、避難生活を安全に快適に送るためにおすすめのグッズを紹介しました。これらのグッズは、非常持ち出し袋に入れておくと便利です。もちろん、これらのグッズだけでは、すべての問題を解決することはできません。しかし、少しでも女性の避難生活の質を向上させることができれば、それは大きな意味があると思います。

まとめ

災害時、女性は特有の課題に直面します。避難生活では、生理用品や衛生用品を持参し、複数人で行動することが重要です。身体や心の状態を把握し、必要に応じて行政の担当者に相談しましょう。また、避難生活を安全に快適に過ごすため、マスクやタオル、ポケットティッシュ、マフラーやブランケット、ヘッドライトや懐中電灯、ホイッスルや防犯ブザー、ポータブル電源や充電器などの準備が役立ちます。これらの対策は、女性が災害時に直面する可能性のある困難やリスクに対応し、避難生活の質を向上させるために有効です。

KANADE

大阪府出身。元看護師で、防災士、事業継続管理者資格を持つケアマネ歴20 年の主任介護支援専門員。
阪神淡路大震災と大阪北部地震の被災者として、災害対策に対して強く意識するようになりました。現在、介護施設での BCP(事業継続計画)の作成と訓練を指導をしており、地域の安全と健康を守るために日々努力しています。「防災なび」を通じて、多くの人々が防災意識を高め、安心して暮らせる社会を目指していきます。

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